2024年度 グラッドストーン日本語学園 卒業式

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小学科6年・中学科3年・高等科上級の卒業式

 5月31日土曜日、バーナビー市にある日系文化センター・博物館のホールにて、第54回グラッドストーン日本語学園卒業式を執り行いました。今年は、小学科22名・中学科22名・高等科12名の生徒が卒業しました。また基礎クラスより3名が基礎科過程を修了しました。

着物や袴姿で凛々しく今日の日を迎えた卒業生達

 会場には、スーツやドレスを着た卒業生が次々と集まりました。その中でも、高等科上級の卒業生は、袴や振袖・スーツとさまざまな美しい装いで、この晴れの日の舞台を華やかに彩りました。

村上学園長より卒業証書授与

 卒業式の始めには、村上陽子学園長より卒業証書授与が行われました。小学科6年生・中学科3年生は、代表者が舞台へ上がり、村上学園長より卒業証書を受け取りました。また、高等科上級の卒業生はひとりずつ、村上学園長からお祝いの言葉と共に証書を受け取りました。最後に、基礎科より3名の生徒が修了証を授与されました。

小学科6年生代表
中学科3年代表
高等科上級
基礎科修了証授与

長年通った学園に対する思いをスピーチに

 続いて、卒業生がひとりずつ卒業の言葉を発表しました。小学科6年生はことわざを盛り込み、日本語学習についての思い出を、そして、中学科3年は現地校の勉強やスポーツなどと日本語学習を両立することの苦労や、スライド作成をして行った卒業制作について、中学科3年間のクラスでの思い出などを述べました。

小学科6年 卒業の言葉
中学科3年 卒業の言葉

 高等科上級生は、長年通ったグラッドストーンでの思い出を四字熟語を盛り込みながら振り返りました。小さなころから通っている生徒は、「ひらがなも読めなかった私が、こうしてスピーチまでできるようになって、とても感慨深いです。」また、「毎週土曜日に当たり前のように(グラッドストーンに)通った日常が変わってしまうと思うととても寂しい。」と、長年続けてきたからこそ寂しさはやはり大きいようです。そして、「これからも色々なことを学び続け、大切な時間を楽しんでください。」と後輩たちにエールを送ってくれました。もちろん、どの卒業生も最後には、いつも支え励ましてくれた家族の皆さんや教職員に対しての感謝の気持ちを伝えてくれました。

 まっすぐな目で背筋を伸ばし、立派にスピーチをする卒業生のみなさんの姿と言葉に、目頭が熱くなりました。

高等科初級・中学科2年の生徒がソーラン節でエールを

 式の最後には、高等科初級と中学科2年生の生徒が、卒業生の門出を盛り上げるソーラン節を披露しました。法被を身にまとい、鉢巻をまいて、登場した生徒たちは、「構え!」の掛け声と共に始まった音楽に合わせ、迫力のある踊りで卒業生にエールを送りました。

後輩から先輩へ

 「蛍の光」のメロディーと共に退場する卒業生に在園生からカーネーションを手渡しました。たくさんのご家族や後輩に大きな拍手で送られながら卒業生は会場を後にしました。

 毎年多くの卒業生を送り出しているグラッドストーン日本語学園。学園長は謝辞の中で、日系コミュニティーで活躍する卒業生について触れ、本学園を巣立ち社会の中で日本とカナダの架け橋となって活躍してくれていることを誇りに思うと述べました。今年も12名の高等科卒業生が新たな世界へと羽ばたいていきました。みなさんのこれからの活躍が楽しみでなりません。

幼稚園科卒園式並びに学習発表会

 また、同日の午前中にはグラッドストーン日本語学園幼稚園科の卒園式並びに学習発表会を行いました。継承語5歳児クラスと基礎科5歳児クラスの計30名が村上学園長より卒園証書を授与されました。

2歳児クラスから5歳児クラスの学習発表会

 卒園式の後には、2歳児クラスから5歳児クラスまでの幼稚園科全クラスが参加する学習発表会が行われました。各クラスで練習したお遊戯や踊り、歌や合奏などを披露しました。

2歳児クラス 親子で「大きなたいこ」
3歳児クラス アンパンマンたいそう
4歳児クラス ポンポンを持って「かっぱなにさま かっぱさま」
基礎クラス4・5歳児 鳴子を持って踊った「よさこいソーラン」
5歳児クラス 合奏・合唱

 発表会にも、ご家族の皆様にたくさんお越しいただきました。子ども達は大きなステージでドキドキしながらも、最後までしっかりと発表ができました。

 そして、最後は3歳児から5歳児の全園児による「小さな世界」の大合唱で今年の学習発表会を締めくくりました。お土産を手に会場をあとにする子ども達の笑顔がとても印象的でした。

合唱「小さな世界」